平成29年度 インターンシップを実施いたしました。
11月7日〜9日にかけて三日間のインターシップを本社にて実施致しました。
今年度は八幡工業高校の学生三名に参加して頂きました。
【一日目】
初日は主にプロジェクターを使っての説明となりました。
午前中には弊社概要や勉強法(・社会人として必要なこと)などを中心に、
午後は土木工学や公共事業・建設業の形態など
前半に比べ少し専門的なことについての解説を行いました。
港湾土木は他の業種に比べ、普段の生活では直接関わることは少ない事業です。
今回のインターン生にも馴染のないものと考え、
弊社がどのように港湾土木という事業に携わっているかをより詳細に伝えました。
【二日目】
現在工事中の現場への見学会を行いました。
インターシップでなければ入れない場所への見学となっています。
最初に苅田港の新松山地区の地盤改良工事を見学に行きました。
一日目の最後にいくつか建設機械を説明をいたしましたが、
実物の重機はどれも大きく、人のサイズと比較してみるとよりその大きさが分かります。
次は北九州空港島で施工している消波ブロック制作工事の現場へ移動しました。
北九州空港真横の現場での説明です。
奥に見える消波ブロック型枠搬入状況を説明しています。
最後に北九州の田ノ浦港へ移動しました。ここでは航路・泊地の浚渫工事が行われており、弊社保有の浚渫船「響永」にも乗船いたしました。
主に操船設備やグラブの説明などを通して現場工事をどのように行っていくのかを伝えました。写真などの映像で見るよりも実物を見るとより分かりやすい説明となったのではと感じています。
いくつかの現場でインターン生に同校の先輩が働き、活躍している姿を実際に見てもらうことが出来ました。
加えて、同校先輩から実際に働いてみての感想を話す時間を設けました。
2歳しか変わらない身近な先輩を見学し、インターン生が自分自身の職に就くイメージ参考になっていれば幸いです。
具体的な将来のイメージを持つことができた時、それに向けて、残っている学生生活をより有意義に送ることに繋がればと思います。
【3日目】
初日と同様のプロジェクターを使っての説明を行いました。
内容としては①九州の港湾情勢ついて、②資格(土木施工管理技士)試験問題の体験、
③北九州の今後の事業展開、そして④実際にパソコンを使ってのCAD研修を行いました。
資格試験の問題については今回、制限時間を設けず思い思いに解いてもらいました。
正誤ではなくどのような問題があるか、いま現在自分が分かっているところ分からないところの範囲を知る機会になればと思いました。
CAD研修については基本操作を説明した後、インターン生が好きな図形を作っていく中で、手が詰まった時にアドバイスを出すという形を取りました。
CAD研修では短い時間ながら自分の考えた図形を作れるまでになりました。
三日目とあって初日よりリラックスした状態で解説を聞いてもらった印象を受けました。
最後に管理部長より全体講評をしていただき、今回のインターンシップの全行程が修了いたしました。
三日間お疲れ様でした。